夏の必須アイテムまとめ|冷感グッズ+冷やし麺で売上アップ
夏の必須アイテムまとめ
――冷感グッズ+冷やし麺で“売上を守る”工夫とは
真夏の猛暑が続くと、客足が遠のき、日中の売上が一気に落ち込む。
そんな経験をした店舗も多いのではないでしょうか。
しかし実は、猛暑日は「売れる商品がはっきりしている日」でもあります。
スポーツドリンクや氷だけでなく、近年では「冷感グッズ」や「冷やし麺」など、
“涼を感じるアイテム”の売上が急上昇します。
このタイミングを逃さず、
売場展開を少し工夫するだけで 客単価を上げ、売上を守るチャンス に変えられます。
本記事では、
現場経験をもとにした 「売れる夏の定番アイテム」 と
「効果的な売場づくり・コーナー展開のコツ」 を紹介します。
「猛暑を味方につける売場戦略」を、ぜひ参考にしてください。

この暑さは、お客様だけじゃなく、
私たちスタッフの体にもこたえますよね。
それでもなんとか踏ん張って、
売り場の工夫や商品の工夫で、
しっかり売上を確保していきましょう!

売れる冷感グッズランキング――“暑い日ほど動く”売場づくりの定番5選

🧊 ① 冷汗シート(ボディシート)
首筋や腕を拭くだけで一瞬でスッと涼しくなる、真夏の定番アイテム。
通勤・部活・外回りなど、幅広い層に需要があり、男女問わず手に取りやすい商品です。

冷汗シートって、実は“男性用”と“女性用”で分かれているんです。
男性用はメントール強めで、しっかり汗や皮脂を落とせるように。
女性用は香りや肌あたりがやさしく、刺激を抑えた設計になっています。
使う人の好みに合わせて展開することで、
より気持ちよく使ってもらえる売り場づくりができるんです。
🌬️ ② 冷却スプレー
シュッとひと吹きで服の上から使える便利アイテム。
屋外イベント・作業現場・車移動の多い利用者に人気が高く、リピート率が高いのが特徴です。
💦 ③ 冷却タオル・ネッククーラー
水で濡らすだけで冷たくなる素材系アイテム。
特に通勤・通学・屋外作業のお客様に人気で、実用性と見た目の清涼感を兼ね備えています。

水に濡らして使うタイプのもの、私も愛用しています。
暑くてたまらないときに、サッと冷やして首元に巻くだけで本当にラクになりますよ。
❄️ ④ 冷感マスク・フェイスガード
コロナ禍以降、夏の必需品として定着したアイテム。
冷感素材を使ったマスクやフェイスガードは、女性・高齢層に特に需要が高いです。

この商品は私自身使ったことはないんですが、
腕につけるタイプのものって、
夏場は女性がよく使っているイメージがありますね。
🧴 ⑤ 冷感ジェル・ミント系コスメ
首元・腕などに塗るだけでスッと冷えるジェルタイプは、
女性客の購買率が高く、ドリンク以外の“体感商品”として差別化できるカテゴリです。
🔹関連展開アイデア(売場連動)
| コーナー組み合わせ | 効果 |
|---|---|
| 冷感グッズ × 飲料・氷 | 清涼感の相乗効果。まとめ買い率UP |
| 冷感グッズ × タオル・ハンカチ | 汗対策の“身だしなみ提案”に |
| 冷感グッズ × 日焼け止め | 外出前対策コーナーとして統一感UP |

冷感グッズは単品で並べるより、「体感できる場所」で展開したほうが売れます。
暑さが増すと、お客様の目線は自然と“涼しさ”を探しています。
その動線上に置けるかどうかが、売上を左右します。

コーナー化で売上も従業員の意識も変わる

コーナー化で“売上”も“チームの意識”も変わる
冷感グッズや夏季限定商品は、単品で棚に置くだけでは埋もれがちです。
しかし、テーマを持った「コーナー展開」に変えるだけで、
お客様にもスタッフにも“目的意識”が生まれます。

コーナーを作ると、スタッフの目が変わります。
どの商品が動いているかが“目で見てわかる”から、
「補充しよう」「並べ替えよう」と自然に動けるようになるんです。
指示しなくても売場が動く――。
それが、コーナー化の一番の価値だと思います。
🔹チーム意識が変わると売上も変わる
売場が動くと、従業員の動きも変わります。
コーナー化は単なる陳列の工夫ではなく、
「スタッフが主体的に動く仕組みづくり」でもあるのです。
売上アップの鍵は、商品よりも“人の動き”にあります。
それを引き出す最もシンプルな方法が「テーマを決めた売場」なのです。

冷やし麺は猛暑日に合わせて勝負する

冷やし麺は“猛暑日を狙って勝負する”
夏の売上を左右するもうひとつの主力カテゴリが、冷やし麺です。
「冷やし中華」「そうめん」「冷製パスタ」などの需要は、気温が30℃を超えた瞬間に一気に動き始めます。
つまり、冷やし麺は “期間限定+気温連動”の短期決戦型商品。
タイミングを逃すと売り切る前にシーズンが終わってしまうため、
「猛暑日を見越した発注と仕掛け」 が重要になります。
🍜 商品別おすすめ展開例
| 商品タイプ | 特徴・売場ポイント |
|---|---|
| 冷やし中華 | 醤油・ごまだれの2種を並べ、価格帯の差を明確化。POPで“食欲そそるビジュアル訴求”を。 |
| そうめん | 手軽さ重視で「1人前+冷たいつゆ」のセット販売が効果的。 |
| 冷製パスタ | 若年層・女性客が多く、夕方〜夜の売上が強い。デリ系との近接展開で客単価UP。 |
発注・在庫管理のコツ
- “暑さの前倒し”で発注する:気温予報を見て、前日には確保。
- “涼しい日”の動きを把握する:一気に売れない日でもロスを防ぐよう、製造日・消費期限を必ず確認。
- スタッフと共有する:「今週は冷やし麺が勝負」と声をかけることで、現場全体の意識が変わる。

冷やし麺は、季節商品の中でも“読み”が一番大事です。
発注が1日遅れるだけで、ピークを逃すこともあります。
気温を読み、準備を前倒しする。
それだけで、夏の売上は安定します。

展開の工夫ポイント――“並べ方ひとつ”で売上は変わる!

猛暑時期の売場づくりでは、
「どの商品を、どこに、どう見せるか」が重要です。
冷感グッズや冷やし麺をただ置くだけでなく、
お客様の動線に合わせて展開することで、購買率が一気に上がります。

夏商戦は“スピード勝負”です。
暑くなってからではなく、暑くなる前に仕掛ける。
その準備がある店ほど、猛暑日に強い。
売場づくりは「天気の先読み」から始まります。
✅ 夏商戦チェックリスト(店舗運営用)
| チェック項目 | 状況 | 対応メモ |
|---|---|---|
| 猛暑日前の週に冷感グッズの在庫を確保できているか | ☐ | |
| 冷感グッズコーナーを「入口・レジ前・飲料横」で展開しているか | ☐ | |
| 冷やし麺の発注を気温30℃基準で調整しているか | ☐ | |
| コーナー名・POPでお客様に“目的”が伝わる設計になっているか | ☐ | |
| スタッフと「今週の売れ筋」共有をしているか | ☐ |

☀️ まとめ:夏商戦は「冷感グッズ+冷やし麺」で差をつける

猛暑日は、飲料や氷だけでなく、
冷感グッズと冷やし麺の組み合わせが売上を左右します。
- 冷感グッズは「コーナー化」で見やすく、買いやすく。
- 冷やし麺は「猛暑日予測」で短期集中展開。
- そしてスタッフ全員で「天気を読んで動く」意識を持つ。
この3点を徹底することで、
暑さによる売上減を防ぎ、むしろ夏を“稼ぎ時”に変えられるのです。

「準備しているお店」と「様子を見るお店」。
猛暑日は、その差が数字に表れます。
小さな一手を先に打てるかどうか――そこが勝負どころです。
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