客単価を上げるために有効な商品構成とは?
こんにちは、keiei-lab運営者のはなパパです。
今回は「客単価を上げるために、どんな商品構成が有効か?」というテーマで、実際の現場視点から考えてみたいと思います。
売上は「客単価 × 客数」で決まる
店舗の売上を上げるには、1人あたりがどれだけ買ってくれるか(客単価)を上げる工夫が欠かせません。
では、どんな商品構成が「もう1品買ってみよう」と思わせるか?そのポイントを具体的に見ていきましょう。
時代のニーズに応える商品を取り入れる
まず一つの方法は、社会的なニーズや話題性に合わせた商品を導入することです。
例えば、備蓄米や非常食などは、物価高騰の影響や近年の防災意識の高まりから注目を集めています。価格も一定以上で、
- 「必要だから買う」動機が明確
- 定価販売でも納得感がある
- +αでお茶やレトルト、保存水などの関連商品も売れる
このように、時代性のある商品をフックにしたクロスセルは、客単価アップに非常に効果的です。
商品の入手が難しいこともありますが、入手できるのであれば積極的に訴求していきたいところです。
ファン層に刺さる「一番くじ」などの高頻度商品
もうひとつ注目すべきは、エンタメ性のある高頻度商品です。
例えば、コンビニの入り口付近などで販売されている「一番くじ」。これはキャラクターや作品のファンをターゲットにした抽選くじで、
- 1回700円〜900円程度と単価が高い
- 複数回引く方が多く、1人あたりの支出が大きくなりやすい
- くじ目的で来店→ついで買いが発生しやすい
ただし、「ファン層に限定される」というデメリットはあるため、地域性・導入タイミング・告知の工夫が成功の鍵を握ります。(ささらないと残ります。本当に残ります。すごいのこry…)
まとめ:フック商品と関連商品の掛け合わせが有効
客単価を上げるには、ただ高い商品を並べるだけでは不十分です。大切なのは、
- 話題性・ニーズのある「フック商品」を軸に
- 周辺の関連商品を自然に手に取ってもらう工夫
この「構成力」が、結果的にお客様の買い物単価を底上げしていきます。
今後もこのブログでは、「客単価アップ」に役立つ売り場づくりや実践的な工夫を発信していきますので、ぜひお楽しみに!