売上を上げるには?まず最初に考えるべき基本と実践方法
こんにちは、keiei-lab運営者のはなパパです。
コンビニ経営をはじめとする小売業において「利益を上げる」ために、まず最初に考えるべきなのが売上を上げることです。
では、どうすれば売上を上げられるのか?今回はその基本的な考え方と、実際に店舗で活かせる具体的な方法について解説します。
売上の公式:「売上 = 客数 × 客単価」
売上というのは非常にシンプルで、客数と客単価の掛け算で成り立っています。
つまり、
売上を上げる = 来店者数を増やす + 1人あたりの購入金額を増やす
このどちらか、もしくは両方を上手く伸ばすことができれば、確実に売上は上がっていきます。
客単価を上げる方法
客単価とは、1人のお客様が1回の来店で使ってくれる平均金額のことです。客単価を上げるためには、次のような施策が考えられます。
- 関連商品の同時購入を促す(クロスセル)
例:おにぎりを買った人にお茶や味噌汁を並べて陳列する - 高価格帯商品の導入
例:プレミアムお菓子・高機能ドリンク・限定弁当など - セット割やまとめ買いの提案
例:「3つで●円」「お得なセット価格」などのPOP設置 - 季節や天候に合わせた売り場づくり
例:夏は冷たい飲料×冷感グッズのセット提案
客数を上げる方法
客数とは、その日その時間帯にお店を訪れてくれる人の数です。これを増やすためには「認知」「動機」「リピート」が鍵になります。
- チラシ・SNSなどでの地域プロモーション
→ 新商品・限定サービスの発信 - 店舗の外観・入りやすさの改善
→ 看板・のぼり・清掃・照明などで安心感アップ - お客様対応の質を上げる
→ 「また来たい」と思わせる丁寧で効率的な接客 - 周辺店舗との差別化
→ 他店にない商品ラインナップ・イベント導入
どちらか一方ではなく、両方を意識することが大事
売上を上げるためには、
- 1人のお客様に「もう1品」買ってもらえる工夫
- 1人でも多くのお客様に「足を運んでもらう」仕掛け
この両輪をバランスよくまわすことが重要です。
客単価を上げようとすると客数が下がり、客数を増やそうとすると客単価が下がる──。
このように、両方を同時に上げるのは非常に難しいのが現実です。
だからこそ、客単価と客数のバランスをどう保つかが、売上アップのカギになると私は考えています。
現場での取り組みは地道ですが、「少しずつでも数字が動いていく」のを実感できるのが、売場改善の面白さでもあります。
まとめ
売上アップの第一歩は、「売上 = 客単価 × 客数」というシンプルな原則を理解することです。
その上で、現場でできることを1つずつ積み重ねていくことで、確実に結果がついてきます。
お客様の立場になり+αで何か買いたくなるような物をさがしていくことも楽しみの1つですね!
今後もこのブログでは、具体的な事例や改善策をテーマごとに発信していきますので、ぜひチェックしてみてください。
次回は「客単価を上げるために、どんな商品構成が有効か?」というテーマも深掘りしていきます!