サンリオとディズニーで見えた「価格と価値」 清掃から始める“夢の空間づくり”

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サンリオ vs ディズニーで気づいた「価格と価値」 〜現場に生かせる“夢のつくり方”〜

こんにちは、はなパパです。

うちには4歳の娘がいまして、家族でよくディズニーランド(運営:オリエンタルランド)に何度も訪れ楽しんでいました。
ですが先日、初めて「サンリオピューロランド(運営:サンリオ)」に行ってきました。

どちらも人気のテーマパーク。ですが現場の接客・おもてなし・空間づくりにおいて、肌で感じた違いがとても興味深く、「自分の店舗運営にも応用できないか?」と考えさせられました。

今回は「価格のつけ方」と「客層の違い」の2つの視点から、ディズニーランドとピューロランドの現場力を考察していきます。
まずは前編として「価格と価値」にフォーカスしてご紹介します。

価格で見る:ディズニー vs サンリオ

まず、気になる入園料について比較してみましょう(2025年7月現在)。

  • ディズニーランド(オリエンタルランド):大人チケット 約7,900円〜10,900円(時期変動制)
  • サンリオピューロランド(サンリオ):大人チケット 約平日3,600円/休日4,300円(事前予約制)

約2倍以上の価格差があることが分かります。
それだけに、入場して感じたのは「価格=価値」として感じられる工夫の差でした。

ディズニーの「見えない努力」は価格以上の価値を生む

正直な感想として、ディズニーは「やっぱり夢の国」だと改めて感じました。

その理由のひとつが“見せない工夫”です。

  • キャラクターの休憩や交代の様子は一切見えない
  • ゴミ1つ落ちていないほど清掃が徹底
  • 古くなった施設や演出がどんどんアップデートされている

「現実を感じさせない設計」「空間全体が一つの物語で統一されている」
この作り込みこそが、価格が高くても納得できる理由だと感じました。

サンリオピューロランドの印象:リアル感と親近感

一方、サンリオピューロランドは“親しみやすさ”が魅力だと感じました。

ただ、現実的にはキャラクターの休憩に入るところが見えたり、
施設の古さや一部の清掃状態など、ディズニーと比べてしまうと気になる点も多々ありました。

これは悪い意味ではなく、「人の手で頑張ってる感じ」が出ていて、親としては逆にホッとする部分もあります。

価格は価値の“見せ方”で決まる

ディズニーは「夢の国」であるために、見せるものと見せないものの切り分けが徹底されています。
だからこそ、価格が高くても「それだけの体験がある」と納得できる

逆に、サンリオはまだその「見せ方」において発展途上な部分も感じましたが、
それでもスタッフの一生懸命さやファンとの距離感など、違う価値が存在しているとも思いました。

今すぐ店舗で実践できる“価値づくり”

ディズニーのように大規模な演出や設備は難しくても、
私たちの店でも「価値を感じてもらう工夫」はすぐに実践できます。

たとえば、こんなことから始められます:

  • レジ前や入口の小さなゴミをこまめに拾う
  • 床やドリンクケースの指紋・くもりを拭く
  • 清掃中も「お店をきれいにしてる」という姿をお客様に見せる

こうした“当たり前”の積み重ねが、「このお店、清潔感あるよね」「なんか気持ちいいね」という印象につながり、
結果として価格以上の価値を感じてもらう力になります。

まとめ:価格以上の価値をどう設計するか?

今回、ディズニーとサンリオの現場を体験して感じたこと。
それは、価格が高いから価値があるのではなく、「価値があるように設計されているから価格を納得できる」ということです。

この感覚は、私たちの店舗経営でも応用できるはずです。

次回は「客層と購買行動」の違いを通して、さらに深掘りしてみたいと思います。

後編はこちら

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