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【冬に売れる商品まとめ】おでん・年越しそば・クリスマス商戦で売上を伸ばす

hanapapa
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冬商戦は年間の山場|準備が売上を左右する

冬はコンビニにとって年間で最も売上を伸ばしやすい季節です。
気温の低下に伴い、温かい商品の需要が一気に高まり、さらにクリスマス・年末年始といった一大イベントが重なります。
この時期に仕入れや売場づくりを工夫できるかどうかが、店舗全体の数字に直結します。

私自身も、冬商戦をうまく乗り切った年は前年を大幅に超える売上を出せましたが、逆に準備不足だった年は廃棄が膨らみ、利益を大きく削られてしまった経験があります。
つまり冬商戦は「準備した分だけ成果が返ってくる」のです。

はなぱぱ
はなぱぱ

やっぱり、きちんと計画を立てて、どの商品を、どんな目的で販売するのかをはっきりさせていくことが大事ですね。売り上げ5%アップも夢じゃないですよ!

「師走(しわす)」の由来

12月のことを「師走」と呼びます。この言葉にはいくつかの説がありますが、もっとも有名なのは 「師(僧侶)が走る月」 という説です。

昔は年末になると、お坊さんが各家庭を回って読経や法要を行う習慣があり、そのために「師(僧侶)」が忙しく走り回る姿から「師走」と呼ばれるようになったといわれています。

また、他にも「年が果てる月(としはつる)」がなまって「しわす」になったという説や、「四季が果てる」からきたという説もあります。

いずれにしても、一年の締めくくりで人々が忙しく動く月であることが、「師走」という言葉に込められています。

はなぱぱ
はなぱぱ

私達の仕事って、24時間365日営業だから、意識してないと「なんか忙しいな」っていう感じであっという間に過ぎちゃうんですよね。だからこそ、1日1日を意識して、どうやって売上を取っていくかを考えていかないといけないんです。

冬に売れる定番商品ランキング

当たり前が最適解

冬に売れる商品は?おでん・中華まん・年越しそば・餅・クリスマスケーキやチキンなど、冬の売上を支える商品を現場経験から解説します。

冬は年間を通しても売上の山場となる季節です。 おでん・中華まんなどの定番商品から、年末年始の特別需要まで、 小売店にとって重要なタイミングが集中します。 ここでは、冬に特に売れる商品をご紹介します。

  • おでん・中華まん:冬の定番。時間帯別に仕込み量を調整し、出来立て感を演出。
  • クリスマスケーキ・チキン:予約活動が命。早めの告知と店頭演出が勝敗を分ける。
  • 年越しそば(生麺・カップ麺):クリスマス終了後から大晦日にかけて急伸。「想定以上に売れる」前提で在庫を確保。
  • :正月需要で伸びる。小分けや大容量まで幅広く、新年の「鏡餅」需要も見逃せない。
  • カイロ・防寒グッズ:寒波到来と同時に急伸。レジ前・ホット飲料付近での展開が効果的。

このリストの商品なら、わたしでも想像つくよ?なのに品切れしちゃうの?

はな
はな
はなぱぱ
はなぱぱ

「これくらい当たり前でしょ」って思ってると、つい油断して品切れしちゃったりするんだよね。実は、当たり前のことをちゃんとやるのが一番むずかしいんだ。だからこそ、そこはちゃんと意識していかないとダメなんだよ。

はなぱぱ
はなぱぱ

何年か前に年越しそばを少なく発注してしまい、大晦日に欠品…。機会損失の痛みを実感しました。どうしても前年に残った印象やデータがあると、つい発注を控えめにしちゃいがちなんですよね。でも、実際に足りなくなったときにお客様から 「蕎麦ないの?」 って言われるほうが、メンタルぼろぼろです。

🎂 クリスマスケーキは予約活動が勝敗を決める

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🍜 年越しそばは「想定以上」を見越して在庫確保

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冬商品の仕入れ・在庫運用のコツ

2軸になると途端に忙しく

冬の商品は「イベント需要」と「定番需要」の2つが重なるため、仕入れや在庫管理が難しくなります。
過剰発注による廃棄リスクと、在庫不足による機会損失。その両方を防ぐにはデータと経験を組み合わせた精度の高い判断が必要です。

売上データは「時間帯」「曜日」「気温」の3軸で管理すると精度が上がります。

サプライチェーンと在庫運用のポイント

  • おでん・中華まん → 時間帯別の売上傾向を分析し、仕込みを最適化
  • 年越しそば → クリスマス終了後から急増。カップ麺は特に需要が伸びやすい
  • 餅 → グレード別(大容量・個包装)を揃え、POPで正月感を演出
  • 防寒グッズ → 入り口やホット飲料売場近くに設置し「ついで買い」を狙う
はなぱぱ
はなぱぱ

「ホット飲料の近くにカイロを置いたら、想像以上に売れました!」

関連販売やついで買いを意識したいですね。

冬の売場づくりと発注戦略

冬は売場演出が売上を大きく左右します。単なる商品陳列ではなく、「冬らしさ」を演出する仕掛けが欠かせません。
おでんの湯気、中華まんケースの照明、クリスマスケーキの予約POP、どれもお客様の購買意欲を高めます。

  • おでん・中華まん → 認知度アップのため、秋口から告知を開始
  • クリスマス → 店頭の一等地で予約告知。試食会やSNS連動で集客
  • 年越しそば → 想定以上の需要を見越して仕入れを厚めに
  • 餅 → 多様なサイズを揃え、年末年始の需要を取りこぼさない
  • カイロ・防寒グッズ → コーナー化して「季節感売場」を演出

クリスマスケーキやチキンは「予約活動が弱い=在庫リスク増大」です。1販促グッズが出来次第動き出すのが鉄則。

はなぱぱ
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予約を徹底した年は、クリスマス当日の在庫リスクがほとんどなくなります。予約がない年は在庫みながらヒヤヒヤします。

まとめ|冬商戦は準備と演出で売上最大化

まずは仲間と共有するところから

冬は定番商品からイベント商品まで、多様な需要が一気に集中します。 しっかりとしたサプライチェーン管理と、イベントに合わせた売場展開が鍵。 この時期を乗り切ることが年間売上の大きな柱となります。

冬の商戦は、おでん・中華まんといった定番商品の安定需要に加え、クリスマスや年末年始の特需が重なる絶好のタイミングです。
売上データを活用した発注精度・在庫管理・売場演出の3点を徹底すれば、確実に成果が見えてきます。
まずは「前年データを確認し、発注計画をスタッフと共有する」ことから始めましょう。

はなぱぱ
はなぱぱ

当たり前のことを、ちゃんと当たり前にやる。
それって簡単そうで難しいけど…
だからこそ、一日一日を大事にして過ごしていきましょう!

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経営者
はじめまして、はなぱぱです。 コンビニ経営に携わって13年。 店舗での経験や経営者としての苦労、従業員教育の工夫などをまとめています。 経営者や店舗責任者はもちろん、従業員の方にもわかりやすく役立つ情報を発信していきます。
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