一人暮らしの7割が、出来合いを「そのまま食卓へ」|「おふくろの味」から「ふくろの味」へ——少しでも手を加えたら、それは手作りだと思う【現役オーナー】
一人暮らしの7割が、総菜や弁当などの出来合いの食品を、そのまま食卓に出している。日本能率協会総合研究所の調査で、そんな数字が出ました。レシピを誰から知るかでは、かつて上位だった「母親」が1割を下回り、20〜30代の女性ではインスタグラムが3割台です。
博報堂生活総合研究所の調査では、温めた冷凍食品を「手料理」だと思う人が4割、焼かずにバターを塗っただけのパンでも3割近くいます。同研究所は、この変化を「おふくろの味」から「ふくろの味」へ、と表しました。
レジに立っていると、この流れはよく分かります。背景には、共働きの広がりがあると思います。1から手作りするのは、負担が大きい。だから家庭の中でも、分担や時間の効率のために、総菜を何品か並べる方向に変わっていく。
そして、私はこう考えています。少しでも手を加えたり、盛り替えたりしたら、それは手作りです。出来合いに流れるのは、仕方のないこと。そのうえで、コンビニの棚が夕飯の何を担っているのかを、レジから見えるままに書きます。
- 調査——7割が「そのまま食卓へ」、レシピの先生は母からネットへ
- 共働き1,333万世帯——1から手作りは、もう重い
- レジから見える「そのまま食卓へ」
- 手作りと総菜を並べる家庭、6割半は少なすぎる?
- SNSで売れるのは冷凍食品——だから、気兼ねなく増やせる
- みそ汁は、フリーズドライに変わった
- 少しでも手を加えたら、それは手作り
※調査の数字は、日本能率協会総合研究所「メニューからみた食卓調査2026《単身世帯編》」(2026年9月8日発表)と、既婚女性を対象にした同名の調査(2026年8月18日発表)、博報堂生活総合研究所「食に関する生活者調査2026」(2026年6月8日発表)、共働き世帯の数は総務省「労働力調査」をまとめた労働政策研究・研修機構の資料、惣菜の市場規模は日本惣菜協会の推計(2026年4月14日発表)、一人暮らしの女性の13.7%は2026年10月11日の日経MJの報道に基づきます。店の話は、私の店での実感です。2026年10月13日時点の情報です。
第1章:調査——7割が「そのまま食卓へ」、レシピの先生は母からネットへ
一人暮らしの食卓
日本能率協会総合研究所が、全国の20〜69歳の一人暮らしの男女1,200人に聞いた調査(2026年6月)です。
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 総菜・弁当など出来合いの食品を、そのまま食卓に出すことがある | 約7割(男性7割強、女性7割弱) |
| 普段の食事を「手作りしている」と感じる | 5割強(うち「かなり手作り」は2割) |
| 食材を自分で切り、味付けもする調理を「ほぼ毎回」する人と「まったくしない」人 | ほぼ同じくらい(2割弱ずつ) |
| レシピをいちばん知る先 | ネットのレシピサイト・まとめサイト(3割前後) |
| レシピを母親から知る人 | 減り続けて、一人暮らし全体で1割未満 |
| 20〜30代の女性 | インスタグラムが3割台 |
| みそ汁にインスタントを使う | 男性で約3割、女性で2割半 |
※日本能率協会総合研究所「メニューからみた食卓調査2026《単身世帯編》」(2026年9月8日発表)に基づきます。
日経MJ(10月11日)によると、レシピの情報源に「母親・義母」を挙げた一人暮らしの女性は13.7%で、2017年の42.5%から28.8ポイント減りました。レシピの先生は、母からネットとSNSに移っています。
「手料理」の線が、動いている
博報堂生活総合研究所が、首都圏・名古屋圏・阪神圏の20〜69歳の男女1,500人に聞いた調査(2026年3月)では、「手料理だと思う」の範囲が広がっています。
| これって、手料理? | 2026年 | 2023年からの変化 |
|---|---|---|
| 鍋やフライパン、レンジで温めた冷凍食品 | 40.7% | 3.3ポイント増 |
| 焼かずにバターなどを塗ったパン | 27.9% | 6.3ポイント増 |
| パックのままの納豆 | 22.6% | 5.4ポイント増 |
※博報堂生活総合研究所「食に関する生活者調査2026」(2026年6月8日発表)に基づきます。
同研究所は、この変化を「おふくろの味」から「ふくろの味」へ、と表しました。家庭の手作りから、袋に入った調理済みの食品へ。食卓の当たり前が、広がっています。
第2章:共働き1,333万世帯——1から手作りは、もう重い
背景にあるのは、共働き
なぜ、こうなったのか。私は、共働きの広がりが大きいと思っています。

共働きが増えたことも要因なのかなって思います。1から手作りってことになると負担は大きいし、家庭の中でも、分担や時間効率アップのために、総菜を何品か並べる方向に変わっていくんじゃないかな。
数字で見る、共働きの広がり
| 年 | 共働き世帯 | 専業主婦世帯 |
|---|---|---|
| 1980年 | 614万世帯 | 1,114万世帯 |
| 2025年 | 1,333万世帯 | 476万世帯 |
※労働政策研究・研修機構「早わかり グラフでみる長期労働統計」(総務省「労働力調査」より作成)。共働き世帯は夫婦ともに農林業以外で雇われている世帯、専業主婦世帯は夫が農林業以外で雇われていて妻が働いていない世帯です。
1980年は、専業主婦世帯が共働き世帯の2倍近くありました。それが1990年代に入れ替わり、1997年からは毎年、共働き世帯のほうが多くなっています。2025年には、共働き世帯が専業主婦世帯の約2.8倍です。夕飯を作る時間は、家族の誰かが、仕事のあとに捻出するものになりました。
博報堂の同じ調査では、「料理の手間を減らして、別のことをする時間を作ること」を支持する人が約8割いました。手間を減らすことは、もう手抜きではない。そういう時代です。
手作りと市販品の「ハイブリッド」
日本能率協会総合研究所の既婚女性向けの調査では、手作りの料理と、総菜や冷凍食品を、同じ食卓に並べる人が6割半でした。同社は、これを「手作り×市販品」のハイブリッドと呼んでいます。全部を作るのでも、全部を買うのでもない。何品かを買って、何品かを作る。分担と時間の効率の、いちばん現実的な答えだと思います。
第3章:レジから見える「そのまま食卓へ」
世代も、男女も関係ない
では、コンビニのレジからは、どう見えるのか。

どの世代でも、男女どちらでも、総菜、弁当、FF、冷凍食品、缶詰あたりは売れますね。単身の方との会話では、自炊しても量が多くなっちゃうし、逆に高くついたりしちゃうし、時間も掛かるからあまりしない、なんてことはよく聞きます。働き終わりの主婦の方なんかも、今日は遅くなっちゃったから買っていく、とか、少し手を加える程度で済ませる、なんて話も聞きますよね。
(FFは、レジ横の揚げ物などのカウンター商品のことです)
一人暮らしの自炊には、3つの壁がある
一人暮らしの方から聞く理由は、3つに分けられます。
| 自炊の壁 | 中身 |
|---|---|
| 量 | 1人分だけ作るのは難しく、作ると量が多くなる |
| 値段 | 食材を一通りそろえると、逆に高くつくことがある |
| 時間 | 買い物、調理、片付けに時間がかかる |
節約の記事で、節約にも「時間の原価」があると書きました。自炊も同じです。1人分の自炊は、量と値段と時間の3つで、思ったほど得にならない。だから、出来合いを選ぶ。理にかなった選び方だと思います。
働き終わりの「今日は遅くなっちゃったから」
仕事を終えた主婦の方の、「今日は遅くなっちゃったから」という買い方もあります。少し手を加える程度で済ませる、という話もよく聞きます。全部を買うのではなく、1品か2品を足して、夕飯を間に合わせる。第2章のハイブリッドが、レジの前で起きています。食事キャンセルの記事で書いた「食の再設計」は、こういう日々の積み重ねなのだと思います。
第4章:手作りと総菜を並べる家庭、6割半は少なすぎる?
私の目線では、ほとんどの家庭
手作りと総菜や冷凍食品を、同じ食卓に並べる既婚女性が6割半。この数字を、レジからはどう見るか。

スーパーなどでは専業主婦の方が買い物、コンビニなどでは共働き世代が買い物、といった形で、見え方が偏っているかもしれないですけど、6割半しか、こういう総菜などを並べていないのか?と思うほど、少ないなと私の目線では感じました。ほとんどの家庭で並べているんじゃないかなと思うぐらいです。
見え方は、偏っているかもしれない
正直に書くと、コンビニのレジから見える食卓は、偏っているかもしれません。スーパーでは専業主婦の方の買い物が、コンビニでは共働きの世代の買い物が、多く目に入る。私の「ほとんど」は、その偏りを含んだ実感です。
それでも、6割半は、実感よりずっと少なく見える。調べ方の違いもあるかもしれません。ただ少なくとも、コンビニに来るお客様の夕飯では、手作りと総菜を並べるのは、特別なことではありません。
第5章:SNSで売れるのは冷凍食品——だから、気兼ねなく増やせる
レシピの入り口が、SNSになった
第1章のとおり、20〜30代の女性では、インスタグラムがレシピの入り口です。SNSで見た料理や食品が、そのまま店で探される。棚は発見の装置だと書きましたが、SNSで知って、店で確かめる買い方もよくあります。
冷凍食品は、増やしていい
では、SNSで急に売れる商品に、どう向き合うか。

私の経験上だと、こういうことが起きるのは、だいたい冷凍食品だったりするので、気兼ねなく増やしちゃっています。日持ちもするし、在庫量もある程度持てるので、気兼ねなく発注しちゃっていますね。日配食品の関係だと、バズ発注と同じで、あまり強気に攻めたりはしないかな。
日配は、攻めない
分かれ目は、日持ちです。冷凍食品は、売れ残っても廃棄にはなりにくい。在庫も持てる。だから、話題に乗って増やしても、外したときの痛みが小さい。
一方、日持ちのしない日配の食品は違います。米が半値になった記事で、話題に乗って量を積み、廃棄の山を築いた「バズ発注」の話を書きました。計画4倍のヒットの記事でも、話題の初速と、棚に残るかどうかは別だと書いています。SNSで売れる商品ほど、日持ちで攻め方を変える。それが、レジで覚えた線です。
冷凍食品の売場の記事にも書きましたが、冷凍食品は、値上げの時代でも伸びるカテゴリーです。SNSの話題と、日持ちと、出来合いの広がり。3つがそろっているのが、冷凍食品の棚です。
第6章:みそ汁は、フリーズドライに変わった
いちばん変わったのは、インスタントのみそ汁
「温めるだけ」「お湯を注ぐだけ」の商品で、ここ数年いちばん変わったものは何か。

インスタントの味噌汁が、すごく変わったんじゃないかなと思います。フリーズドライの商品が、ものすごく売れるようになりました。お客様に聞くと、味も良いとのこと。私も、店で味噌汁などを食べるときはフリーズドライです。
一人暮らしのみそ汁は、3割がインスタント
第1章の調査では、一人暮らしの男性の約3割、女性の2割半が、みそ汁にインスタントを使っていました。月に1回以上食卓に出るメニューの中で、みそ汁はいちばん多い料理です。毎日のように飲むものだから、手軽さと味の両方が問われる。フリーズドライは、その両方に応えた商品だと思います。
お湯を注ぐだけで、具の形が戻る。味も良い、とお客様は言います。私自身、店で食べるときはフリーズドライを選んでいます。売る側が、自分でも選んでいる。それが、この変化のいちばん分かりやすい証拠かもしれません。
第7章:少しでも手を加えたら、それは手作り
出来合いに流れるのは、仕方のないこと
共働きが増え、売る側もそれに合わせた商品をつくり、届け方を工夫している。出来合いの食品に流れるのは、仕方のないことだと思います。
私の手作りの線
では、手作りの線は、どこにあるのか。私の考えでは、少しでも手を加えたり、盛り替えたりしたら、それは手作りです。買ってきた総菜を、家の皿に盛り替える。冷凍食品に、ねぎを足す。それで、十分に手作りだと思います。
博報堂の調査で、温めた冷凍食品を手料理だと思う人は4割でした。私の線は、それよりもう少しだけ広いのかもしれません。でも、夕飯を作る時間が仕事のあとにしかない家庭にとっては、線の位置より、夕飯が間に合うことのほうが大事なのかもしれません。
それでも、取り合う相手は増えている
出来合いの需要は、広がっています。ただ、それはコンビニだけのものではありません。スーパーの総菜も、冷凍食品の売場も、小さなスーパーも、同じ夕飯を取り合っています。日本惣菜協会の推計では、2025年の惣菜の市場は11兆7,075億円で、前の年より3.7%増えました。コンビニは3兆6,044億円といちばん大きいものの、伸びは2.3%にとどまり、市場を引っ張ったのはスーパーでした(食料品スーパーは4.9%増)。7月の統計の記事で、コンビニの中食が戻らないと書きました。需要がないのではなく、取り合いの結果なのかもしれません。だからこそ、仕事帰りの「今日は遅くなっちゃったから」に、いつでも応えられる棚でありたいと思います。
よくある質問(FAQ)
Q1. 一人暮らしの人は、どれくらい出来合いの食品を食卓に出していますか?
日本能率協会総合研究所の調査(2026年6月、20〜69歳の一人暮らし1,200人)では、総菜・弁当など出来合いの食品をそのまま食卓に出すことがある人は約7割でした。男性は7割強、女性は7割弱で、男女の差は小さい結果です。
Q2. レシピは、誰から・何から知る人が多いのですか?
同じ調査では、男女ともネットのレシピサイト・まとめサイトが最も多く、3割前後でした。かつて上位だった「母親」は減り続け、一人暮らし全体で1割を下回っています。20〜30代の女性では、インスタグラムが3割台です。日経MJによると、母親・義母を挙げた一人暮らしの女性は13.7%で、2017年の42.5%から28.8ポイント減りました。
Q3. 「手料理」の範囲は、どう変わっていますか?
博報堂生活総合研究所の調査(2026年3月、20〜69歳の1,500人)では、温めた冷凍食品を手料理だと思う人が40.7%、焼かずにバターなどを塗ったパンが27.9%、パックのままの納豆が22.6%で、いずれも2023年より増えました。私自身は、少しでも手を加えたり、盛り替えたりしたら手作りだと考えています。
Q4. 共働き世帯は、どれくらい増えたのですか?
総務省の労働力調査をまとめた労働政策研究・研修機構の資料では、2025年の共働き世帯は1,333万世帯で、専業主婦世帯(476万世帯)の約2.8倍です。1980年は、専業主婦世帯(1,114万世帯)が共働き世帯(614万世帯)の2倍近くありました。
Q5. コンビニでは、どんな出来合いの食品が売れますか?
私の店では、どの世代でも、男女どちらでも、総菜、弁当、レジ横の揚げ物などのカウンター商品、冷凍食品、缶詰がよく売れます。仕事帰りの方が、遅くなった日に買っていく、少し手を加える程度で済ませる、という話もよく聞きます。
Q6. 一人暮らしの人が、自炊をあまりしないのはなぜですか?
お客様との会話でよく聞くのは、自炊しても量が多くなる、逆に高くつく、時間がかかる、という3つです。1人分の自炊は、量と値段と時間の面で、思ったほど得にならないことがあります。
Q7. 手作りと市販品を一緒に並べる家庭は、どれくらいありますか?
日本能率協会総合研究所の既婚女性向けの調査では、手作りの料理と総菜や冷凍食品を同じ食卓に並べる人が6割半でした。私の店から見る実感では、それよりずっと多く、ほとんどの家庭で並べているように感じます。ただ、コンビニには共働きの方が多く来るので、見え方が偏っている可能性はあります。
Q8. SNSで話題になった食品は、どう発注していますか?
私の経験では、SNSで急に売れるのはだいたい冷凍食品なので、気兼ねなく増やしています。日持ちがして、在庫もある程度持てるからです。日持ちのしない日配の食品は、話題に乗って量を積むと廃棄になりやすいので、あまり強気には攻めません。
Q9. インスタントのみそ汁は、どう変わりましたか?
フリーズドライの商品が、ものすごく売れるようになりました。お客様に聞くと、味も良いとのことです。私自身も、店でみそ汁を食べるときはフリーズドライを選んでいます。調査でも、一人暮らしの男性の約3割、女性の2割半が、みそ汁にインスタントを使っています。
Q10. この記事の情報の出典は?
一人暮らしと既婚女性の食卓の数字は日本能率協会総合研究所の「メニューからみた食卓調査2026」、手料理の範囲は博報堂生活総合研究所の「食に関する生活者調査2026」、共働き世帯の数は総務省「労働力調査」をまとめた労働政策研究・研修機構の資料、惣菜の市場規模は日本惣菜協会の推計、一人暮らしの女性の13.7%は2026年10月11日の日経MJの報道に基づきます。売れ方やお客様との会話は、私の店での実感です。
まとめ:盛り替えたら、手作り
一人暮らしの7割が、出来合いの食品をそのまま食卓に出しています。レシピを母親から知る人は1割を下回り、20〜30代の女性ではインスタグラムが3割台。温めた冷凍食品を手料理だと思う人は4割です。「おふくろの味」から「ふくろの味」へ。背景には、共働き1,333万世帯という暮らしの変化があると思います。1から手作りするのは負担が大きく、家庭の中でも、分担と時間の効率のために総菜を何品か並べる。手作りと市販品を並べる家庭が6割半という数字は、レジから見ると少なすぎるくらいです。コンビニでは、どの世代でも、男女どちらでも、総菜、弁当、揚げ物、冷凍食品、缶詰が売れます。SNSで急に売れるのはだいたい冷凍食品なので、日持ちを頼りに気兼ねなく増やし、日配は攻めない。インスタントのみそ汁はフリーズドライに変わりました。出来合いに流れるのは、仕方のないこと。そして、少しでも手を加えたり、盛り替えたりしたら、それは手作りだと思います。
この記事の要点
- 一人暮らしの約7割が、総菜・弁当など出来合いの食品をそのまま食卓に出すことがある
- レシピを母親から知る人は一人暮らし全体で1割未満。20〜30代の女性はインスタグラムが3割台
- 温めた冷凍食品を手料理だと思う人は40.7%。バターを塗っただけのパンも27.9%
- 共働き世帯は1,333万世帯(2025年)と、専業主婦世帯の約2.8倍。1から手作りは負担が大きい
- 家庭の中でも、分担と時間の効率のために、総菜を何品か並べる方向に変わっていく
- コンビニでは、どの世代・男女でも、総菜、弁当、揚げ物、冷凍食品、缶詰が売れる
- 一人暮らしの自炊の壁は、量・値段・時間の3つ
- 手作りと総菜を並べる家庭6割半は、レジの実感では少なすぎる(見え方の偏りはあり)
- SNSで売れるのはだいたい冷凍食品。日持ちするので気兼ねなく増やし、日配は攻めない
- インスタントのみそ汁はフリーズドライに変わった。少しでも手を加えたら、それは手作り
次のアクション
- [ ] 夕方以降に売れる総菜・弁当・冷凍食品の組み合わせを、レシートや売れ方から確かめる
- [ ] 仕事帰りの時間帯に、総菜と冷凍食品を切らしていないかを確認する
- [ ] SNSで話題の商品は、冷凍か日配かで発注の攻め方を分ける
- [ ] 日配の話題商品は、初速と2週目以降を分けて記録する
- [ ] フリーズドライのみそ汁やスープの品ぞろえと、並べる場所を見直す
- [ ] 一人暮らしのお客様が買いやすい、1人分の量の商品がそろっているかを見る
- [ ] お客様との会話で聞いた「自炊しない理由」を、発注の参考にメモしておく
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参考|公式情報
- 日本能率協会総合研究所|メニューからみた食卓調査2026《単身世帯編》:20〜69歳の一人暮らし1,200人(2026年6月)。総菜・弁当など出来合いの食品をそのまま食卓に出すことがある人は約7割、レシピを母親から知る人は1割を下回った
- 日本能率協会総合研究所|メニューからみた食卓調査2026:20〜69歳の既婚女性2,000人(2026年5〜6月)。手作りと総菜・冷凍食品を同時に並べる既婚女性が6割半(「手作り×市販品」のハイブリッド)
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「今日は遅くなっちゃったから」。夕方のレジで、そんな一言とともに総菜を買っていく方がいます。
家に帰って、皿に盛り替える。少しだけ手を加える。それで、立派な手作りだと思います。
おふくろの味が、ふくろの味になっても、家族で食卓を囲む時間は作れます。コンビニの棚は、その時間を作るために、今日も並んでいます。

