グミがなぜ売れるのか|「本当はチョコが欲しい」物価高が変えた菓子需要と働く世代の噛み応えグミ【現役オーナーの売場観察】
※本記事の市場データは2026年6月時点で確認できる調査・報道に基づくものです。数値は時点により変動します。
最近、レジに立っていて、はっきり感じることがあります。グミが、とにかくよく売れる。
子どもたちの間で流行っているのは、もちろんわかります。でも、それだけじゃないんです。スーツ姿の男性——働く世代の人たちが、よくグミを買っていく。これは、少し前まではあまり見なかった光景です。気になって、あるお客様に「グミ、流行ってますねえ」と声をかけてみました。すると、こんな答えが返ってきたんです。
「本当はチョコ買いたいんだけどねえ」
——この一言に、私は、今の菓子売場で起きていることの本質が、ぜんぶ詰まっていると感じました。チョコレートが高くなったこと。節約のなかで、よく噛むことで満腹感を得ていること。物価高が、私たちの「ちょっとした甘いもの」の選び方を、静かに変えているのです。
この記事では、現場の会話と市場のデータの両方から、グミ需要の正体を読み解きます。そして、それを売場と発注にどう落とし込むかまで、現役15年オーナーの視点で整理します。
- 「本当はチョコが欲しい」——カカオ高騰とグミの受け皿
- グミは、もう一過性の流行ではない
- 「噛む」需要——働く世代がグミに向かう理由
- グミは「層」で棚を分けると、拾える需要が変わる
- 【一次情報】即完売する「硬いグミ」と発注の打ち手
- POSに出ない「動機」を掴むのが、個人店の強み
この記事は、客数減を客単価で支える時代の終わりで書いた「物価高で変わる消費」の、菓子売場版です。商品の見極め方は商品力は「トライアル率 × リピート率」で決まるもあわせてどうぞ。
第1章:「本当はチョコが欲しい」——カカオ高騰とグミの受け皿
チョコの「値ごろ感」が、崩れた
あのお客様の「本当はチョコ買いたいんだけどね」という一言。これは、ただの愚痴ではありません。今、菓子業界で起きている最大の地殻変動を、見事に言い当てています。
背景にあるのが、カカオの価格高騰です。カカオ豆の国際価格は、長く安定していたものが、2025年1月には過去最高値をつけ、数年前の数倍という水準にまで跳ね上がりました。当然、チョコレートは値上がりします。ある調査では、2026年のバレンタインチョコは1粒あたりの平均が436円と、2年連続で過去最高値を更新したと報じられています。
つまり、「ちょっとした甘いもの」としてのチョコの値ごろ感が、崩れてしまったのです。気軽に手に取れた板チョコや一口チョコが、「ちょっと高いな」と感じる存在になった。物価高で財布が締まるなか(客数減を客単価で支える時代の終わり参照)、この「値ごろ感の崩れ」は、消費者の選択を確実に動かします。
その受け皿に、グミがなった
そこで受け皿になったのが、グミです。グミは、カカオのような高騰した原料への依存が小さく、低価格で手軽な「プチ贅沢」として成立しています。甘いものが欲しいけれど、チョコは高い。果物も高い。そんなとき、「じゃあグミでいいか」——いや、「グミがいい」となる。
しかも、グミにはチョコにない強みがあります。気温で溶けないこと。夏でもカバンに入れて持ち運べる。外回りの営業の方にとって、これは地味に、しかし確実に効いています。「甘いものが欲しい」「でも安く、溶けず、手軽に」——この条件を、今いちばん満たしているのがグミなのです。

レジで「グミ流行ってますねえ」って、何気なく声をかけたんです。そうしたら「本当はチョコ買いたいんだけどねえ」って。チョコが高くなったし、節約の意味でも、よく噛むことで満腹感を得てるんだ、と。その一言で、ハッとしました。お客様は、グミが好きでグミを選んでいるというより、「チョコの代わり」としてグミを選んでいる人も、けっこういる。POSの数字を見ているだけでは、絶対に気づけない動機です。物価高って、こういう小さな選択の積み重ねとして、売場に表れてくるんだなと、改めて思いました。
第2章:グミは、もう一過性の流行ではない
数字が示す「定着」
「グミブーム」と聞くと、一時的な流行のように感じるかもしれません。でも、データを見ると、これは一過性ではなく、生活への定着だとわかります。
ある市場データによれば、グミ市場は2021年の約635億円から、2024年には約1138億円へと、わずか3年で約1.8倍に拡大したとされています。さらに象徴的なのが、2025年の消費者物価指数(CPI)の基準改定で、グミが新たな項目として追加されたこと。物価を測る「国民の標準的な買い物かご」に、グミが正式に入ったということです。これは、グミが子ども向けのお菓子から、年齢を問わず日常的に買われる商品へと、社会的に定着したことを意味します。
「子ども向け」から、層が分かれた
かつてグミは、色とりどりの「子どものお菓子」でした。でも今は、買う人の層がはっきり分かれています。子ども向けのフルーツグミ、働く世代向けの噛み応え系、健康を意識した機能性グミ——同じ「グミ」でも、狙う相手が違う商品が並ぶようになった。この層の広がりこそ、市場が1.8倍に伸びた正体であり、私たち売場をつくる側が、いちばん意識すべき変化です。
第3章:「噛む」需要——働く世代がグミに向かう理由
「噛んで満腹感」と「集中・リフレッシュ」
なぜ、スーツ姿の働く世代が、グミを買うのか。フルーツグミの甘さを求めているわけではない人が、多いように感じます。彼らが求めているのは、「噛む」ことそのものです。
理由は、大きく2つあります。
- 噛んで満腹感:よく噛むことで、少量でも満足感が得られる。節約のなかで、間食やランチの「かさ増し」「置き換え」として機能している
- 集中・リフレッシュ:硬いものを噛むこと自体に、集中力の維持やリフレッシュの効果があると認識が広がっている。ガムの代替として選ばれている面も大きい
「甘いものが欲しい」だけでなく、「噛みたい」「仕事の合間に気分を変えたい」という需要が、働く世代をグミに向かわせている。だから、彼らに刺さるのは、やわらかいフルーツグミではなく、ハードな噛み応え系や、カフェイン・ビタミンなどを配合した機能性系なのです。

お客様の話を聞いていると、働く世代の方は「甘いものが食べたい」というより「噛みたい」という感じなんですよね。硬いグミを噛んで、満腹感を得たり、気分をリセットしたり。昔の人がガムを噛んでいた感覚に近いのかもしれません。だから、同じグミでも、子どもが買う果汁系の柔らかいやつと、スーツの男性が買う硬いやつは、まったく別の商品として考えたほうがいい。同じ棚に「グミ」とひとくくりにしていると、この違いを取りこぼしてしまうんです。
第4章:グミは「層」で棚を分けると、拾える需要が変わる
3つの層を、置き場所ごと分ける
第3章までを踏まえると、グミの品揃えは「とりあえず売れ筋を並べる」ではなく、層ごとに、置き場所まで分けて考えると、拾える需要が変わってきます。
| 層 | 商品タイプ | 主な動機 | おすすめの置き場所 |
|---|---|---|---|
| おやつ・小腹 | フルーツ系の定番(果汁系・ぶどう系など) | 甘いものを手軽に | お菓子棚の見やすい位置 |
| 働く世代 | ハードな噛み応え系 | 噛んで満腹感・リフレッシュ | レジ前・コーヒーマシンの動線 |
| 仕事中・健康 | 機能性系(カフェイン・ビタミン等配合) | 集中・もうひと頑張り | レジ前・コーヒーマシンの動線 |
ポイントは、噛み応え系と機能性系を、レジ前やコーヒーマシンの動線に置くこと。スーツ姿のお客様が、コーヒーを買う「ちょっと一服」のタイミングで、自然に目に入る。あのお客様の「本当はチョコが欲しいけど」の受け皿が、まさにこの一角になります。「甘いものの代わり」も「噛みたい」需要も、ここで拾えます。
定番の鉄則:「ぶどう・マスカット系」を切らさない
層を分けたうえで、もう一つの鉄則。フルーツグミでは、ぶどう(マスカット系を含む)が圧倒的な定番です。日本人のぶどう好きは、売上にもはっきり表れます。まずは「ぶどう・マスカット系を切らさない」。これが、グミ売場の土台です。
どの商品を残し、どれを試すかの考え方は商品力は「トライアル率 × リピート率」で決まる、品揃えを「誰のため」に組むかはその商品構成は誰のためかにまとめています。グミも、トライアル(話題の新フレーバー)とリピート(定番のぶどう系)の両方で見ると、棚が組みやすくなります。
第5章:【一次情報】即完売する「硬いグミ」と発注の打ち手
入荷した瞬間に、消える商品
ここからは、私の店で実際に起きていることです。糖衣でカリッと割れる、硬いタイプのグミ——いわゆる硬い「忍者めし」系の商品が、入荷した瞬間に売り切れるんです。
調べてみると、これは私の店だけの現象ではなく、全国的に「なかなか手に入らない」と言われる、入手困難系の人気商品でした。SNSで話題になり、探している人が多い。つまり、うちで即完売するのは、立地や客層の問題ではなく、商品自体がそういうポジションだということです。
発注の打ち手:ロットを上げ、代替を隣に置く
入荷即完売ということは、その裏で機会損失が出ています。「あれば売れたのに、なかった」分です。打ち手は、シンプルに2つ。
- 発注ロットを一段上げる:安定供給されにくい商品なので、入る時にまとめて確保する発想
- 「カリッ」客の受け皿を隣に置く:硬い人気商品が切れているとき用に、糖衣でザクッと割れる食感つながりの硬め系グミを一緒に並べておく。「これは売り切れだけど、こっちも硬いよ」が成立する棚にする
そして、もう一つ。その即完売商品を狙って来る常連さんがいるなら、入荷日の傾向をメモしておくと強い。「あれ、木曜の入荷が多いですよ」の一言が言えると、そのお客様には、あなたの店に通う理由ができます。これは、会話が付加価値になる好例です(店舗運営の付加価値は会話でつくられる)。欠品と発注精度の関係は商品力は「トライアル率 × リピート率」で決まるも参考になります。

硬い忍者めし系の、あのカリッとするやつ、本当に入荷即完売なんですよ。最初は「うちの客層に刺さってるのかな」と思ったんですが、どうやら全国的に品薄の人気商品らしくて。だったら話は早い。まとめて発注して、確保できる時に確保する。それでも切れるなら、同じ「硬い」で選んでいるお客様向けに、別の噛み応え系を隣に置いておく。せっかく「硬いの探してる」というはっきりした需要があるんだから、棚を空っぽにして取りこぼすのは、もったいないですからね。
第6章:POSに出ない「動機」を掴むのが、個人店の強み
「本当はチョコが欲しい」は、数字に出ない
今回のすべての出発点は、レジでの何気ない会話でした。「グミ流行ってますね」「本当はチョコ買いたいんだけどね」。——この「本当はチョコが欲しい」という動機は、POSの数字には、絶対に出てきません。
POSが教えてくれるのは「グミが何個売れたか」です。でも、「なぜ買ったのか」「本当は何が欲しかったのか」は、教えてくれない。その一番大事な部分を、お客様との会話で掴める。これこそが、大手にはない、個人経営・現役オーナーの最大の強みだと思います。レジに立つオーナーは、最速の市場調査員でもあるのです。
次は「噛み応え?甘いもの代わり?」と聞いてみる
この強みは、意識して使うと、もっと効きます。次にハード系のグミを買っていくお客様がいたら、一言、聞いてみる。「噛み応えで選んでます? それとも甘いもの代わりですか?」と。
その答えで、品揃えの精度が一段上がります。「噛み応え」が強いなら、より硬い系・機能性系を厚くする。「甘いもの代わり」なら、果汁感の強い満足度の高いタイプを増やす。お客様の動機を聞き、それを棚に反映する。この往復こそが、数字だけ見ていては決して届かない、生きた品揃えをつくります。これは客数減を客単価で支える時代の終わりで書いた「会話は統計より早い市場調査」と、まったく同じ話です。

たかがグミ、されどグミ、なんです。一つの商品の売れ方の裏に、チョコの高騰があり、働く世代の噛みたい欲求があり、節約の知恵がある。それを教えてくれたのは、POSじゃなくて、お客様の「本当はチョコ買いたいんだけどね」の一言でした。レジに立っていると、こういう宝物みたいな情報が、毎日そこら中に転がっている。それを拾えるかどうかが、個人店の生きる道だと、私は思っています。
よくある質問(FAQ)
Q1. なぜ今、グミがこんなに売れているの?
A. チョコの値上がりと、「噛む」需要の両方が重なっているからです。カカオ高騰でチョコの値ごろ感が崩れ、グミが甘いものの受け皿に。さらに「噛んで満腹感・集中」を求める働く世代の需要も拡大し、市場が大きく伸びています。
Q2. グミ人気は一過性の流行では?
A. 定着しています。市場は数年で約1.8倍に拡大し、2025年には消費者物価指数の新項目に追加されました(2026年時点の調査・報道による)。子ども向けから、年齢を問わず日常的に買われる商品へと変わっています。
Q3. 「本当はチョコが欲しい」とはどういうこと?
A. チョコの代わりにグミを選ぶ人が増えているということです。カカオ高騰でチョコが「ちょっと高い」存在になり、低価格で手軽なグミが受け皿に。グミが好きというより「チョコの代替」として選ぶ動機が、現場では見えてきます。
Q4. 働く世代は、なぜグミを買うの?
A. 「噛む」ことが目的だからです。よく噛んで満腹感を得る(節約・間食の置き換え)、硬いものを噛んで集中・リフレッシュする(ガムの代替)。だから甘い果汁系より、ハードな噛み応え系や機能性系が刺さります。
Q5. グミの品揃えで、まず何をすべき?
A. 「層」で分けることです。フルーツ系定番(おやつ需要)、噛み応え系(働く世代)、機能性系(仕事中)を意識して分ける。そして、ぶどう・マスカット系の定番は切らさない。これがグミ売場の土台になります。
Q6. 噛み応え系は、どこに置くと売れる?
A. レジ前やコーヒーマシンの動線です。スーツ姿のお客様がコーヒーを買う「ちょっと一服」のタイミングで目に入ります。「本当はチョコが欲しいけど」という甘いもの代替の受け皿が、まさにこの一角になります。
Q7. 硬い人気グミが入荷即完売します。どうすれば?
A. 発注ロットを上げ、代替を隣に置きます。安定供給されにくいので、入る時にまとめて確保。それでも切れるなら、同じ「硬い」で選ぶ客向けに別の噛み応え系を隣に。「これは売り切れだけど、こっちも硬いよ」が成立する棚にします。
Q8. 即完売商品で、ほかにできる工夫は?
A. 入荷日の傾向をメモし、常連に伝えることです。「あれ、木曜の入荷が多いですよ」と言えると、そのお客様には通う理由ができます。欠品を逆手にとって、関係づくりと再来店につなげられます。
Q9. POSデータだけでは、何が足りない?
A. 「なぜ買ったか」という動機です。POSは「何が何個売れたか」は教えますが、「本当は何が欲しかったか」は教えません。その動機を会話で掴めるのが、レジに立つ個人店オーナーの最大の強みです。
Q10. 品揃えの精度を上げる、具体的な一歩は?
A. お客様に動機を一言聞くことです。「噛み応えで選んでます? 甘いもの代わり?」と聞き、その答えを棚に反映する。動機を聞き、品揃えに変換する往復が、数字だけでは届かない生きた売場をつくります。
まとめ:一粒のグミの裏に、物価高と暮らしの工夫がある
「グミが売れる」という現象の裏には、カカオ高騰でチョコの値ごろ感が崩れ、グミが甘いものの受け皿になったという構造があります。さらに、「噛んで満腹感・集中」を求める働く世代の需要が重なり、グミ市場は数年で約1.8倍に拡大、消費者物価指数の項目に入るほど定着しました。だから品揃えは「グミ」とひとくくりにせず、おやつ系・噛み応え系・機能性系を、層ごと置き場所まで分ける。噛み応え系はレジ前やコーヒー動線に置き、ぶどう系定番は切らさない。即完売する硬い人気商品は、ロットを上げて代替を隣に。そして何より、「本当はチョコが欲しい」というPOSに出ない動機を、会話で掴むこと。それこそが、レジに立つ個人店オーナーの、最大の強みです。
この記事の要点
- 「本当はチョコが欲しい」——グミはチョコの代替として選ばれている
- カカオ高騰でチョコの値ごろ感が崩れ、グミが受け皿に
- グミは溶けない=持ち運べる(外回りの働く世代に効く)
- 市場は数年で約1.8倍、CPIの項目入りで定着(2026年時点の調査)
- 「子ども向け」から、おやつ系・噛み応え系・機能性系へ層が分かれた
- 働く世代の動機は「噛んで満腹感」「集中・ガムの代替」
- 品揃えは「層」で、置き場所まで分けると拾える需要が変わる
- 噛み応え系・機能性系はレジ前・コーヒー動線に置く
- 即完売の硬い人気商品は、ロットを上げ・代替を隣に・入荷日をメモ
- 「本当はチョコが欲しい」はPOSに出ない=会話で掴むのが個人店の強み
次のアクション
- [ ] グミ売場を「おやつ系・噛み応え系・機能性系」で見直す
- [ ] 噛み応え系・機能性系を、レジ前やコーヒー動線に配置する
- [ ] ぶどう・マスカット系の定番を切らさない発注にする
- [ ] 即完売する硬い人気商品の発注ロットを一段上げる
- [ ] 切れたとき用に、別の噛み応え系を隣に並べておく
- [ ] 人気商品の入荷日の傾向をメモし、常連に伝える
- [ ] ハード系を買う客に「噛み応え?甘いもの代わり?」と聞いてみる
参考|公式情報・データ
グミ・チョコレート・カカオに関する数値や動向は、必ず最新の一次情報をご確認ください(本記事は2026年6月時点で確認できる調査・報道に基づきます)。
- 総務省統計局|消費者物価指数(CPI)(基準改定・品目=グミが新項目に追加された動向)
- 帝国データバンク|調査レポート(食品値上げ・バレンタインチョコ価格などの調査)
- 農林水産省・各種業界団体(カカオ・菓子の市場動向)
- 各菓子メーカーの公式商品情報
このブログ内の関連記事
物価高で変わる消費
商品・品揃えの見極め
季節・需要と会話
レジを打ちながら、ふと交わした「グミ流行ってますねえ」の一言。そこから返ってきた「本当はチョコ買いたいんだけどね」が、こんなにも多くのことを教えてくれるとは思いませんでした。
一粒のグミの売れ方の裏には、世界のカカオ相場があり、値上げに揺れる家計があり、忙しい合間に「噛んで」気分を変えたい働く人の、ささやかな工夫がある。商品は、ただの商品ではありません。お客様の暮らしと、時代の空気を映す鏡です。
その鏡を、いちばん近くで、毎日のぞいているのが、レジに立つ私たちです。POSの数字の向こうにいる、一人ひとりのお客様の「本当は」に、耳を澄ませる。そこから、次に何を仕入れ、どこに置くかが見えてくる。
グミが教えてくれたこの感覚を忘れずに、明日もまた、レジ越しのお客様の一言に、耳を傾けたいと思います。

