経営の基本
PR

日販が5万円上がると、店は崩れ始める|京急ストア社長「駅前にあぐらをかいていた」——「近いから」以外の理由を3つ言えるか【現役オーナー】

hanapapa
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

「駅前にあぐらをかいて、変化への対応を怠った」。京急ストアの社長が、日経MJのインタビューでそう語りました。駅前という立地に守られてきた私鉄系のスーパーが、近くに出た競合に客を奪われた。報道によれば、社長は「競合が近くに出た店はメタメタだった」とまで言っています。そしていま、ファンドと組み、総菜を100品目ほど新しく作り、新しい店のために700の商品をそろえて、商品から作り直しています。

経営のトップが、ここまで率直に自分の慢心を認めるのは、珍しいことです。そして読みながら、他人事ではないと思いました。コンビニも、「近いから」に守られてきた商売だからです。

ある週刊の業界まとめに、こんな問いが書かれていました。自分の店が「近いから」以外で選ばれる理由を、3つ言えるか。

私の答えは、こうです。接客。うちにしか無いもの。開いている時間。中でも、いちばんは接客です。

そしてもうひとつ、振り返って気づいたことがあります。私があぐらをかいたのは、立地ではありませんでした。忙しさです。

  • ニュース——駅前の堀が埋まった
  • 堀は、3つ埋まった——立地、近さ、来店そのもの
  • うちのあぐらは、忙しさだった
  • 素通りされる店——見比べてから、どちらで買うかを決める人たち
  • 「近いから」以外の3つ——接客、うちにしか無いもの、開いている時間
  • やめれば、来る理由が消える

※京急ストアの内容は2026年9月26日・27日の日経MJと同社の発表、インドの配送市場の数字は日経MJの報道に基づきます。店の話は私の店(3店舗)での実感で、店の場所と競合の名前は伏せています。2026年10月4日時点の情報です。


本記事の位置づけ|競合と価格シリーズの「立地の堀が埋まるとき——『近いから』以外で選ばれる理由」の他業種に学ぶ記事

本記事は、京急ストアの社長が認めた「駅前のあぐら」と、商品からの作り直し・立地、近さ、来店そのものという3つの堀が埋まっていく流れ・売上が伸びた時期に接客と売場が雑になった私の店の「忙しさのあぐら」・日販が5万円上がったら人とワークスケジュールを見直す理由・低価格の小型スーパーの近くで増えた「素通り」と「見比べ」・「近いから」以外の3つの理由(接客、うちにしか無いもの、開いている時間)・仕事をやめずに渡す考え方を、現役オーナーの3店舗の実感で整理した記事です。「地域の勝者は、なぜ値上げしないのか」で書いた「跡地にもっと強い相手が来た」話の、その前に店で何が起きていたかを振り返る記事で、以下の関連記事とあわせて読むと、立地に頼らずに選ばれる店の作り方が見えてきます。

🏯 堀が埋まるとき——競合と立地

🚚 近さの次の競争

🤝 「近いから」以外の理由を作る

「堀が埋まるとき → 近さの次の競争 → 『近いから』以外の理由を作る」の順で読むと、立地に頼らず、忙しい日の接客から店を守る視点が身につきます。

スポンサーリンク

第1章:ニュース——駅前の堀が埋まった

京急ストアは、何を変えたのか

項目内容
社長の言葉「駅前にあぐらをかいて、変化への対応を怠った」「競合が近くに出た店はメタメタだった」(報道)
協業2026年4月、投資会社と協業を開始
新しい店2026年9月、あえて自社の沿線の外、競合のひしめく大船の駅ビルに高級業態の改革1号店を開店
商品新しい店のために700以上の商品を新しく導入。総菜は100品目ほどを新しく開発
考え方副社長「商品改革とは、PBを作ることではなく、レシピと製造まで自分たちが関わること」(報道)
働き方開店前にすべての商品をきれいに並べる、という慣行も見直す(報道)

規模の差も、はっきりしています。私鉄系6社が共同で作るPB(プライベートブランド=店の独自ブランドの商品)の供給高は606億円。大手流通グループのPBは、単独で1兆円を超えます。規模では勝負にならない。だから、独自の商品に集中する。

「そこにあるから来てもらえる」の終わり

駅前にあれば、客は来た。物価が上がって、遠くても安い店に行く人が増えると、その前提が崩れた。京急ストアの話は、立地という堀が、埋まっていく過程の実録です。


第2章:堀は、3つ埋まった——立地、近さ、来店そのもの

今週のニュースを並べると、埋まりつつある堀は、ひとつではありませんでした。

堀何が起きているか
立地駅前のスーパーが、近くに出た競合に客を奪われた(京急ストア)
近さ低価格の小型スーパーが、空白地帯ではなくコンビニの近くに出てくる
来店そのものインドでは注文から15〜30分で届く配送が、年に約1.1兆円の市場に。4年で30倍を超え、利用者の4分の3が「衝動買いが増えた」と答えている(日経MJ)

2つ目の「近さ」は、まいばすけっとの記事で書いたとおりで、うちの3店舗は全店が影響を受けています。3つ目は、「近いから行く」という行動そのものが、「欲しい瞬間に届く」に置き換わる話です。インドでは、昔ながらの小さな個人商店から、客が移り始めているといいます。店頭と同じ値段で届く宅配が日本でも始まっているいま、遠い国の話ではありません。

立地も、近さも、来店も。コンビニが「そこにあるから」で守られてきたものは、少しずつ埋まっていきます。では、埋まったあとに、何が残るのか。その前に、私自身の「あぐら」の話を書かせてください。


第3章:うちのあぐらは、忙しさだった

順調なときに、何が起きていたか

うちの店は、近くの競合に勝ったことがあります。その競合がなくなって、売上は順調に伸びました。その2年後に、跡地にもっと強い相手が来た話は、以前書いたとおりです。

いま振り返ると、問題は、跡地に競合が来たことではありませんでした。順調に伸びていたあいだに、店で何が起きていたかです。

売上が伸びると、それなりに忙しくなります。忙しくなると、接客が少し雑になる。売場の手入れが、少し行き届かなくなる。それでも、売上は上がっていく。雑になったことが、数字には出ないのです。そして、跡地に競合が出てから慌てる。

はなぱぱ
はなぱぱ

競合がなくなって、売上も順調に伸びているときって、それなりに忙しくなるんです。接客が少し雑になってしまったり、売場の手入れが若干行き届かなかったりしても、売上は上がっていく。それで、跡地に競合が出店してから慌てる。忙しさにあぐらをかいていたなと後から気づくんですけど、後の祭りなんですよね。

あぐらは、暇なときではなく、忙しいときにかく

京急ストアの社長は、立地にあぐらをかいた、と言いました。私の場合は、忙しさでした。どちらも、同じ形をしています。数字が良いあいだは、崩れていることに気づけない。

「競合がいない」は安心材料ではないで、順境はリスクへの感度を眠らせる、と書きました。うちの場合、眠ったのは感度だけではありませんでした。接客と売場の手入れです。お客様の目に、いちばん最初に入るところから、雑になっていった。

日販が5万円上がると、世界が変わる

ここから、私がいちばん伝えたいことです。コンビニの日販は、5万円上がると世界が変わると思っています。

1日5万円の売上が増えれば、レジに来るお客様が増え、納品の量が増え、補充と前出しの回数が増え、ゴミも増える。同じ人数、同じワークスケジュールのままでは、どこかが削られる。削られるのは、たいてい数字に出ないところ、つまり接客と売場です。

だから、日販が上がったら、まず人とワークスケジュールを見直す。それをしないと、店はどんどんボロボロになっていく。売上が上がったことを喜ぶ前に、その売上に見合った人の配置になっているかを確かめる。人時の設計の話は、売上が落ちたときだけでなく、上がったときにこそ要るのです。

はなぱぱ
はなぱぱ

コンビニの日販で5万上がると、世界が変わると思っています。人員やワークスケジュールの見直しをしないと、店はどんどんボロボロになっていく。


第4章:素通りされる店——見比べてから、どちらで買うかを決める人たち

低価格のスーパーができてから

うちの店の近くに低価格の小型スーパーができてから、お客様の動きが変わりました。

ひとつは、うちの店を素通りして、スーパーへ行き、帰りにうちで足りないものを買う人。もうひとつは、同じ商品を両方の店で見比べてから、どちらで買うかを決める人。どちらも、増えています。

はなぱぱ
はなぱぱ

スーパーができてから、うちの店を素通りしてそちらに行って、帰りにうちで足りないものを買う人や、単品を両方の店で見比べた後に、どっちで買うかを判断している人が増えました。価格面でそちらより優位に立つのは難しいので、うちにしか無いものを増やしていかないと、来店動機がなくなってしまいます。

見比べられたら、値段で負ける

見比べられること自体は、悪いことではありません。でも、同じ商品を並べて値段で比べられたら、コンビニは負けます。物流と仕入れの規模が違うからです。安さでは、客数は戻らないと書いたのは、そのためでした。

だから、問いが変わります。見比べられない理由を、どれだけ持っているか。同じ商品がないもの。ここでしか買えないもの。ここでしか受けられないもの。それが、「近いから」以外の理由です。


第5章:「近いから」以外の3つ——接客、うちにしか無いもの、開いている時間

1つ目:接客

いちばんは、接客です。顔を覚えて、声をかけて、困っていれば気づく。年配のお客様は、値段ではなく「人」で店を選ぶと書きました。朝の常連さんには小声で話しかけるという話も、同じところにつながっています。スーパーのレジでも配送のアプリでも、ここは見比べられません。

そして第3章のとおり、接客は、忙しくなると最初に削られるものです。いちばん大事なものが、いちばん崩れやすい。だから、守る仕組みが要ります。

はなぱぱ
はなぱぱ

近いから以外の理由は、接客のところがメインですね。あとは唯一無二の商品——PB、たばこ屋さんでしか採用されていないような銘柄、カウンターフーズ。それと営業時間などです。

2つ目:うちにしか無いもの

2つ目は、ここにしか無いものです。チェーンのPB。たばこ屋さんでしか扱っていないような銘柄。そして、店で揚げる、温めるカウンターフーズ。

京急ストアの副社長は、商品改革とは「レシピと製造まで自分たちが関わること」だと言いました。商品を作れない加盟店に、それに近いものがあるとすれば、カウンターフーズだと思います。店の中で、最後の仕上げをして出す、唯一の商品だからです。揚げたての温度と、出すタイミングは、店が決めている。

品ぞろえも同じです。たばこ屋さんでしか見ないような銘柄を、うちは置く。探していた人にとっては、それだけで、ここに来る理由になります。レジ前の和菓子とプロテインの話も、自分の店のお客様を見て、ここにしか無い組み合わせを作った例でした。

3つ目:開いている時間

3つ目は、開いている時間です。夜中でも、早朝でも、開いている。これも、見比べようがありません。閉まっている店とは、比べられないからです。

15分で届くようになっても、来る人

では、日本でも、15分で届く配送が当たり前になったらどうか。それでも店に来る人は、いると思います。配送料を気にする人。出かけた先で買う人。何かのついでに寄る人。そして、ここでもいちばん大事なのは、やはり接客だと思っています。


第6章:やめれば、来る理由が消える

京急は「全部並べる」を見直す。コンビニは?

京急ストアは、開店前にすべての商品をきれいに並べる慣行を見直すそうです。働き方を変えるために、当たり前を疑う。では、コンビニに、やめていい当たり前はあるのか。

いろいろ考えてみました。店ごとに、なくしたいものはさまざまにあると思います。でも、裏返せば、それをやめると、コンビニの特性や便利さ、来店の動機を失ってしまう。24時間営業で、やることは無限にあります。それでも、何かをやめると、そのぶん来る理由が減っていく。

はなぱぱ
はなぱぱ

いろいろ考えてみましたけど、店ごとになくしたいものはさまざまあると思います。でも裏返せば、コンビニの特性や利便性、来店動機を失ってしまうなと感じます。24時間営業でやることなんて無限にありますけど、何かをやめると、そこにつながってくるのかなって。

やめずに、渡す

では、無限にある仕事を、どうするのか。私の答えは、やめるのではなく、渡すです。後回しになりがちな仕事を、2時間の専任の人に渡す業務分解を書きましたが、あれも、仕事を減らした話ではありません。レジの人がレジに、接客に集中できるようにする話でした。

第3章の答えと、つながります。日販が上がったら、人とワークスケジュールを見直す。仕事をやめるのではなく、誰が何をやるかを組み直す。そうして守るのは、いちばん崩れやすくて、いちばん大事な接客です。

答え合わせの約束

京急ストアが、あぐらから抜け出せるのか。改革1号店の結果は、続報で追います。うちの店は、次に日販が上がったとき、人とワークスケジュールの見直しを、喜ぶ前にやれるか。それが、私への宿題です。


よくある質問(FAQ)

Q1. 京急ストアの社長は、何を語ったのですか?

日経MJのインタビューで、「駅前にあぐらをかいて、変化への対応を怠った」「競合が近くに出た店はメタメタだった」と率直に語ったと報じられています。京急ストアは2026年4月に投資会社と協業を始め、9月には自社の沿線の外にある大船の駅ビルに改革1号店を開き、700以上の商品を新しく導入しました。総菜は100品目ほどを新たに開発しています(2026年9月26日・27日の日経MJ、同社の発表)。

Q2. 「立地の堀が埋まる」とは、どういうことですか?

駅前や家の近くにあるというだけで客が来た前提が、崩れていくことです。物価が上がって遠くても安い店に行く人が増え、低価格の小型スーパーがコンビニの近くに出店し、インドでは15〜30分で届く配送が年に約1.1兆円の市場になっています。立地、近さ、来店そのものという3つの堀が、少しずつ埋まっていると考えています。

Q3. 近くに低価格のスーパーができると、客の行動はどう変わりますか?

私の店では、店を素通りしてスーパーへ行き、帰りに足りないものだけを買う人と、同じ商品を両方の店で見比べてからどちらで買うかを決める人が増えました。同じ商品を値段で比べられると、コンビニは物流と仕入れの規模の差で負けます。見比べられない理由を、どれだけ持っているかが問われます。

Q4. コンビニが「近いから」以外で選ばれる理由は、何ですか?

私の答えは3つです。①接客(いちばん大事)②うちにしか無いもの(PB、たばこ屋さんでしか扱っていないような銘柄、カウンターフーズ)③開いている時間。どれも、スーパーや配送のアプリとは見比べられないものです。

Q5. 売上が順調なときに、店では何が起きますか?

私の店では、競合がなくなって売上が伸びた時期に、忙しくなって接客が少し雑になり、売場の手入れが行き届かなくなりました。それでも売上は上がったので、気づけませんでした。跡地に競合が出てから慌てても、後の祭りです。あぐらは、暇なときではなく、忙しいときにかくものだと思っています。

Q6. 日販が上がったら、何を見直すべきですか?

人とワークスケジュールです。コンビニの日販は、5万円上がると世界が変わると考えています。レジの客、納品の量、補充の回数、ゴミが増え、同じ人数と同じスケジュールでは、数字に出ない接客と売場から削られていきます。売上が上がったことを喜ぶ前に、その売上に見合った人の配置になっているかを確かめます。

Q7. 価格で勝てない相手には、どう向き合えばいいですか?

値段の勝負はしません。同じ商品を並べて比べられたら負けるからです。代わりに、うちにしか無いものを増やします。チェーンのPB、たばこ屋さんでしか見ないような銘柄、店で仕上げて出すカウンターフーズ。商品を作れない加盟店にとって、カウンターフーズは、店が最後の仕上げに関わる唯一の商品です。

Q8. 15分で届く配送が広がっても、店に来る理由は残りますか?

残ると考えています。配送料を気にする人、出かけた先で買う人、何かのついでに寄る人は、店に来ます。そして、ここでもいちばん大事なのは接客です。顔を覚えて声をかける店は、アプリとは比べられません。

Q9. コンビニの仕事で、やめていいものはありますか?

店ごとになくしたいものはあると思いますが、やめると、コンビニの特性や便利さ、来店の動機を失ってしまうと感じています。24時間営業で仕事は無限にありますが、私の答えは、やめるのではなく渡すことです。後回しになる仕事を専任の人に渡して、レジの人が接客に集中できるように、誰が何をやるかを組み直します。

Q10. この記事の情報の出典は?

京急ストアの内容は2026年9月26日・27日の日経MJの報道と、同社の発表(2026年8月)、インドの配送市場の数字は日経MJの報道に基づきます。私鉄系のPBの供給高も同じ報道によります。店の話は私の店(3店舗)での実感で、店の場所と競合の名前は伏せています。


まとめ:あぐらは、忙しいときにかく

京急ストアの社長は「駅前にあぐらをかいていた」と認め、商品から作り直しています。立地、近さ、来店そのもの——コンビニを守ってきた堀は、少しずつ埋まっていきます。うちの店の近くにも低価格の小型スーパーができて、素通りして向こうへ行き、帰りに足りないものだけ買う人と、同じ商品を見比べてから決める人が増えました。値段では勝てません。だから、見比べられない理由を持つ。私の答えは3つ、接客、うちにしか無いもの、開いている時間です。いちばんは接客。ただ、接客は忙しくなると最初に削られる。私があぐらをかいたのは、立地ではなく忙しさでした。競合がいなくなって売上が伸びた時期に、接客が雑になり、売場の手入れが行き届かなくなり、それでも数字は上がったので気づけなかった。日販が5万円上がると、世界が変わる。上がったら、喜ぶ前に人とワークスケジュールを見直す。仕事は、やめれば来る理由が消えるので、やめずに渡す。そうして守るのは、いちばん崩れやすくて、いちばん大事な接客です。

この記事の要点

  1. 京急ストアの社長「駅前にあぐらをかいていた」。競合が近くに出た店はメタメタだった(報道)
  2. 立地・近さ・来店そのもの——コンビニを守ってきた3つの堀が、少しずつ埋まっている
  3. 低価格スーパーの近くでは、素通りして帰りに足りないものだけ買う人、単品を見比べて決める人が増えた
  4. 見比べられたら値段で負ける=見比べられない理由をどれだけ持つかが問われる
  5. 「近いから」以外の理由=接客(いちばん)、うちにしか無いもの(PB・珍しい銘柄・カウンターフーズ)、開いている時間
  6. カウンターフーズは、商品を作れない加盟店が最後の仕上げに関わる唯一の商品
  7. 私のあぐらは立地ではなく忙しさ。売上が伸びた時期に接客と売場が雑になり、数字に出ないので気づけなかった
  8. 日販が5万円上がると世界が変わる。上がったら、喜ぶ前に人とワークスケジュールを見直す
  9. 15分で届く配送が広がっても、配送料を気にする人・出先・ついでの人は来る。ここでも接客がいちばん
  10. 仕事はやめると来る理由が消える。やめずに渡す(業務分解)

次のアクション

  • [ ] 自分の店が「近いから」以外で選ばれる理由を、3つ書き出してみる
  • [ ] 近くの競合店と同じ商品を見比べられたとき、負ける商品と、比べられない商品を分けてみる
  • [ ] ここ1年で日販がどれだけ動いたかを確認し、人とワークスケジュールがそれに見合っているかを見直す
  • [ ] 忙しい時間帯の接客と売場の手入れが、雑になっていないかを、客の目線で歩いて確かめる
  • [ ] うちにしか無いもの(銘柄・カウンターフーズ・組み合わせ)を、1つ増やす
  • [ ] やめたい仕事を書き出し、やめる代わりに誰に渡せるかを考える
  • [ ] 競合が出る「前」に、上の見直しを済ませておく

このブログ内の関連記事

堀が埋まるとき——競合と立地

近さの次の競争

「近いから」以外の理由を作る

参考|公式情報


駅前にあぐらをかいた、と社長は言いました。

私は、忙しさにあぐらをかきました。売上が上がって、レジが混んで、納品が増えて。接客が少しずつ雑になっても、数字は上がっていったから、気づけなかった。

あぐらは、暇なときにはかけません。忙しくて、うまくいっているときにだけ、かけるものです。

だから、日販が上がった日にこそ、人とワークスケジュールを見直す。近いから、ではなく、あの人がいるから。ここにしか無いから。開いているから。そう言ってもらえる店は、忙しい日の接客から守られていくのだと思っています。

Xからの読者コメントをお待ちしています。
ブログ更新の励みになります!
はなぱぱ愛用品
ABOUT ME
はなぱぱ
はなぱぱ
経営者
はじめまして、はなぱぱです。 コンビニ経営に携わって13年。 店舗での経験や経営者としての苦労、従業員教育の工夫などをまとめています。 経営者や店舗責任者はもちろん、従業員の方にもわかりやすく役立つ情報を発信していきます。
スポンサーリンク
記事URLをコピーしました